
【劇的に変わる?】生演奏で歌ってほしいのには、理由があります。
こんにちは、ボイストレーナー里保です♪
さて、私はボイストレーナーをやっていますが、歌手としての活動もしています。ジャズやポップス、ブラジル音楽、オリジナルソングを演奏しているわけですが、有難いことに、いつも生のバンドと一緒にライブをしています。そんなアンサンブルの中で「ああ〜〜良い!!音楽!!サイコー!!!」と演奏を気持ちよく思える時が多くなってきました。
勿論、始めた頃は自分の事に精一杯で、周りの音なんか聴けてませんでしたし、言ってしまえばクソ音痴でした…(ギャーーー‼︎‼︎><) それでも、色々模索して、音楽の基礎を学んだり、ボイストレーニングをしてみたり、語学を勉強してみたり、あらゆる角度から「歌」というものを感じられる様になってから、少しずつ、自分の歌も変わってきたと感じています。
何故こんな話をしてるかというと、いつも思っている事があるからです。
生徒さんや歌に悩んでこのブログに辿り着いた方々に
発表会でも何でもいいので、みんな、生の楽器と一緒に歌ってほしいな〜って。
(発表会開催してない私が言えたことでは、無いのだ…、ごめん)
生きた楽器と一緒に演奏する意味とは??
なにが良いって【他人と一緒に演奏する】って事が素晴らしいです。カラオケだったらもともとある音源に沿って自分が歌うだけなので、自分の力量だけが出ますよね。だからこそ難しいってことも有ると思います。確かに自分の歌唱力をひけらかしたいなら、それでも良いかも。
でも、音楽って【アンサンブル】です。人と一緒に演奏することで、音楽のエネルギーが何倍にも膨らんで、ずっとずっと楽しいものになると思うんです!
一人では考えつかないような方向に行ったり、伴奏の人が自分の歌を後押ししてくれる感覚だったり、
歌っている最中に包まれている感じがするんです。
本当に、歌の伴奏が上手い人と演奏すると包まれちゃうんです!!
「え?笑」と思うかもしれないけど、本当に!!
で、包まれちゃうと凄い気持ちよく歌えて、いつもの倍以上の力量が出ちゃうんです。
なにが言いたかったかと言うと、めちゃくちゃ良い伴奏と一緒に演奏すると、一段レベルの高い次元で演奏を体験できると思うんです。
一段レベルの高い次元で演奏を体験??
歌いやすい伴奏で歌うと、いつも以上に歌の流れを感じたり、感情表現がうまく行ったり、良いことづくめ。まあ、それで一気にレベルが上がったかと言うとそうではなくて。。。その体験をできたってことが大切です。
自分の目指すべきところが見えてきたり、こうすればよかったんだと悩みが解決しちゃったり、音楽が楽しく嬉しくなってもっともっとハマっちゃったり…と、普段の練習では発見できなかった、新しい自分に気付けることも多いです。
その体験を踏まえて、普段のボイストレーニングや練習に取り組むと、もっともっと自分の歌が進化すると思いません??
わたしは歌に対して悩みが尽きないんですが、それでも続けているのって、その楽しい瞬間を体験しちゃったからだと思うんです。なんか、やめられなくなっちゃうし、もっともっと良くなると今も自分の伸び代を感じながら、音楽しているんです。
でも、悩みながら歌っている今の方が、何も考えずに自己満足だけで歌っていた時よりも数千倍楽しいです。
その、音楽の楽しくて仕方ない!って感じが、皆さんにも伝わると嬉しいと思い書いてみた、そんなブログでした。