
あおちゃん先生Blog「Blue Forest」
※2017/08/22のバックナンバーです。
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2月に、通っていた音楽学校の研修でニューヨークに行きました。
いろいろな学校を見学し、マイクモレノのワークショップあり、キース・ジャレット。ラルフ・タウナー。ベン・モンダーのライブなどを巡り。それぞれに深い体験がありました。
そんな中、大きな出会いもありました。
アーロン・コープランド音楽学校(CUNY Queens College Aaron Copland School of Music)という学校でジャズベースを教えている青森さんという先生です。彼はピアニスト、ローランド・ハナのベースを務めていた方です。
ジャズはアメリカ産の音楽ですが、我々は日本人で、黒人のような誇りと情熱を持つには難しく、どこか冷めた所があるように思います。また彼らとの感情のギャップに窮屈さを感じてしまうこともあり自分はなんでジャズをやっているのだろうと思うこともありました。
ニューヨークには、ジャズミュージシャンとして活躍されている日本人もいます。中にはアメリカ人に負けないくらい熱い思いを持っている人も多いです。彼は、日本人としてニューヨークでジャズをやっていく中で、彼自身なりの感情の持ち方や、音楽のスタイルを培っている姿に、わたしはどこか救われた気がしました。